民事執行法の改正に関する中間試案 その2

September 10, 2017 | abrilaw
民事執行法の改正に関するニュースの中に、


「離婚した夫婦間で子を親権のある親に


引き渡す際、直接的な強制執行に踏み切る前に、


同居する親が応じるまで毎日一定の制裁金を


支払わせる「間接強制」の導入を柱とした


中間試案をとりまとめた。」


との記事がありました。




近年、子の引渡しに関するトラブルが増え、


裁判になることも多くなってきました。


裁判所が子の引渡し命令を出した


にもかかわらず、債務者がこれに応じない場合、


債権者は強制執行手続きを行うことに


なりますが、今の民事執行法には、


子の引渡しに関する明文規定がありません。


実務上、直接強制(執行官が子を引き取りに


行く方法)が認められていますが、


中間試案では、まずは間接強制(引渡しを


するまで制裁金を取り続ける)を行い、これが


奏功しなければ直接強制を認める方向で


検討しているようです。


子の引渡しは、債務者が感情的になっている


ことが多いので、間接強制でワンクッション置く


ことにどれくらいの実効性があるのか少し疑問


ですが、今後、パブリックコメントを経て


議論がどのように進むのか、注目されます。





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